苺な彼とビールな僕

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～Cside～








「とても順調ですよ、よかったですね」


「はい、ありがとうございます///」




今日は月に一度の検診の日、最近は体調も良くて落ち着いてきたから心配はしてなかったけど




……順調でほんとよかった///





「でも、あまり無理はしないように、お腹が張るようなら休んでくださいね」


「はい」


「あと、夜の方も大丈夫ですからね」


「はい……えっ？///」





真面目な顔で何を言い出すのかと思ったら……カン先生って意外と意地なのかもしれない///




僕がフリーズして真っ赤になってるから看護師さんもクスクスと笑ってるし




ほんとやんなっちゃうよ///





僕の妊娠が発覚してからというもの、更に優しくなったユノ




見つめられたら溶けちゃうんじゃないかってくらいの甘い視線で///




変わっていく自分の体に不安を募らせる僕をいつだって元気付けてくれて





『俺がいるから大丈夫』






そう言ってくれるから……/////





夜の生活もずっとその……我慢させちゃったけど、今夜からは……///





メッセージを送ろうかとも思ったけど、内容が内容だし





帰ってからでもいい、よね///





…今日はユノの好きなカルボナーラにしてあげようかな







つい緩んでしまう口元を人に見られないよう病院を出ると、僕は早足で家へと急いだんだ

2017-12-01 17:00 ｜カテゴリ : 俺の婚約者殿 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)