苺な彼とビールな僕

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～Cside～







『君といて楽しいよ』





僕のことを見つめて、ニッコリと笑ってそんな事を言うユンホさん




顔が燃えるように熱くて、きっと僕は真っ赤になっているだろう




……こ、こういうの人たらしって言うんだ////




さりげないボディタッチとか、手を繋いだりだとか、そりゃこの国って他の国よりはそういうの多いと思うけど




こんな風にされると本当に勘違いしてしまいそう、きっと面白がられてるだけだと思うのに



男の人にこんな気持ちなんて持った事なかったけど




好きが広がりすぎて苦しくなってきちゃう////





「ね、デリバリーはピザでいい？チキンも頼む？」



「………////」





目の前のユンホさんはデリバリーのメニューを沢山持って僕に勧めてくれるけど……





「どうした？急に喋らなくなったね」



「………あ、あの////」



「ん？」



「………ユンホさんは、何でその……僕をそんなに誘ってくれるんですか？////」



「……何でだと思う？」





………わ、わからないから聞いてるのに！！////





せっかくの楽しい時間を台無しにするような質問をしちゃって、自分で言ったくせに鼻の奥がツンとする




泣きそうなのを見られたくなくて俯いてしまった僕、ああ、嫌われたらどうしよう




「………わっ！！////」




不意に腕を引かれてると、僕はユンホさんに抱きしめられていて




……え？何この状況？/////





優しいアーモンドの瞳が近づいたと思ったら、ユンホさんは僕の頬に優しいキスをくれたんだ

2017-10-03 07:30 ｜カテゴリ : 僕の彼氏は有名人 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)