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. 可愛い君 4
~Yside~
結局チャンミンに送ったメッセージの既読もつかないままに家に着いてしまった……
スホに労いの言葉をかけエントランスをくぐると足早にエレベーターに乗り部屋へと急ぐ
…うたた寝でもしているのかもしれない、な
「チャンミン?」
玄関を開けるといつもなら飛び出してくる愛しい人は、リビングのソファで丸くなって眠っていた
ジャケットを脱いで椅子へと掛けると、ぴょこんと飛び出した耳にそっと触れる
「………ん」
「チャンミンただいま」
「………ユ…ノさん?……////」
「1人で飲んでたの?」
テーブルには飲みかけのグラスが置かれていて、そういえば少しワインを残していたっけ
「……ごめんなさい、僕寝ちゃって」
「構わないよ、先に謝らせて?」
「……何を?あっ…ん////」
「今日は悪かった」
耳朶を甘噛みしながら耳元で囁くと、ピクンと跳ねるから止まらなくなる
「………そんな.謝ることじゃない…です……あ…待って////」
「待てない」
「……ユノさ……や////」
「嫌なの?」
「……い、意地悪だ////」
俺の言葉に大きな瞳を潤ませて睨みつける愛しい人、ああこのまま抱いてしまいたい
腕を引いて体を起こすと、一度強く抱きしめてからそっと体を離した
怒ってる割には名残惜しそうだが(笑)
「ワイン買ってきたんだ」
「……え?」
「後で飲もう、シャワー浴びてくる」
「……はい////」
まだ寝起きでぼんやりとしたままの君に口付けて、俺はバスルームへと向かったんだ
ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭
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