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. あなたがいれば 10
~Yside~
一体どうしたことだろう……
いつもなら笑顔で迎えてくれる君なのに、そんな悲しい瞳をして沈み込んでいるなんて
「バンビ君どうした?」
「………え?」
「元気がないな、何かあった?」
「………べ、別に////」
何かあったことは明白で、拗ねたように顔を逸らしてしまう君を放っておけるはずなんてないのに
「こら、ちゃんと話して?」
「……わ!!ユ、ユノさん////」
突然掴んで腕に驚いて、バランスを崩した君をそっと胸へと受け止める
まったく、危なっかしいことこの上ないな(笑)
「は、離して/////」
「言うまで離さない」
「…………////」
「…バンビ君?」
「ユ、ユノさんは………こ、恋人とか家に連れてきたりしますか?」
「……は?」
「もし、連れてくるなら言ってください、あの……僕、め、迷惑にならないように隠れてますから!!////」
何を言い出すのかと思ったら……
突然の俺の恋人の話に全く話が読めないけど、それじゃあまるで妬いてるみたいだよ?
逃げようともがく体を抱きしめて、ぎゅっと力を入れれば耳まで真っ赤になるから堪らなくなる
「……ユノさん?////」
「居ないよ」
「………え?////」
「恋人なんて、いない」
「………////」
俺の言葉にキョトンとする君が可愛くて、もう一度強く抱き締めてしまったんだ
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