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. あなたがいれば 7
~Cside~
『からかってなんてないよ、バンビ君』
そう言ってふわりと笑ったあの人のアーモンドの瞳が忘れられない
バンビ君だなんて、子供じゃあるまいし/////
……でも、あの人がこれから同じ家の中にいるんだ
食事が済んでからも暫く二人でリビングで過ごして、色々と話してから部屋に戻ったけど
ドキドキし過ぎちゃって////
話したっていうか……チョンさんの質問に僕がずっと応えてただけなんだけど
たわいもないこと……
通ってる大学のこととか、友達のこととか
あとは趣味のこととか?
僕の両親のことは知らなかったみたいで、話した時とても驚いてたけど
もう平気ですって言った僕に、困ったように笑って髪をくしゃりと撫でられて
『平気なわけないだろう、無理はしなくていい』
そんなことを言われてしまって………
あの日からあまりにも慌ただしく時が過ぎていって、悲しむ暇なんてなかったから
改めてそんなことを言われると、自然と涙が溢れてきて
俯いてしまった僕を静かに見守って、そっと背中を撫でてくれたチョンさんの優しさに胸が熱くなる
初対面で泣いてしまうなんて、もう恥ずかし過ぎて顔も上げられないのに
『君と話せてよかった、また話を聞かせて?』
そんな風にあなたに見つめられて断れる人なんて、この世に誰一人としていないって思う僕だったんだ
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