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. 愛しのチャンスニ 10
~Cside~
「さあ、こっちだよ、二人とも入って?」
「ありがとうユノ、ほらキュヒョナ」
「あ……うん////」
躊躇いがちにユノに続くキュヒョナ、背中を押すように僕も店内へと足を踏み入れた
ここは店の近くのワインバー、朝まで呑めるのと照明が暗めの落ち着いた雰囲気で、僕も何度かユノに連れて来てもらったことがあるんだ
いつもはカウンターで呑んでるけど、今日は奥のテーブルをリザーブしてあるみたい
スラリとしたボーイに案内されて奥のボックス席へ、そこには既にシウォンさんの姿もあった
「……シウォンさん!?////」
「キュヒョナ」
「ぼ、僕帰る!!」
「待って、話を……」
「は、話すことなんてない!!////」
「待ってキュヒョナ、せっかく来たんだ、乾杯しよう?」
「チョンさん!!こんなの!!////」
「提案したのは俺、だからシウォンさんには怒らないで?」
「………////」
「とりあえず座って、チャンスニもおいで」
帰ろうとするキュヒョナの肩をそっと抱いて席へと座らせると、僕も一緒に席に着いた
とりあえずは乾杯を、とワインを注文するシウォンさんは、ちょっと困った顔をしてキュヒョナをチラチラと見つめていた
当のキュヒョナはブスッとしてそっぽを向いたままだけど
……ふふ、こんなシウォンさん初めてかも
大きめのワイングラスに紅い色が注がれるのを見つめながら、この二人、ほんとは心配するほどのことはないのかも、なんて思う僕だったんだ
またまた寝落ちを(;´Д`A
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