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苺な彼とビールな僕

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. 好きになってもいいですか? 71






*R18です♡

~Yside~





2人きりになれば抑えきれない衝動に駆られて、つい触れたくなってしまうけど


そればかりになってしまいそうで……


期待と不安の入り混じった感情が君の心から溢れていて、怖がらせないように、大切にしたいって思っているのに




チャンミンの作ってくれた夕食はとても美味しくて、ペロリと平らげてしまって


「……た、足りないですか?/////」


なんて、不安そうに自分の分を差し出そうとするからまた抱き締めてしまいたくなる


折角だからと乾杯したワインで上気した頬は、艶やかに色めいて俺の心を騒がせる


別々に浴びたシャワーは少し物足りない気がしたけど、恥ずかしさで逆上せてしまいそうだからって必死に断られてしまったから仕方ないな


バスルームから出た君は、普段とは違う色気を纏っていて、堪らず腕の中に閉じ込めてしまう



「……ま、待って/////」


「ごめん、もう待てない」



弱々しく抵抗する君をベッドへと運んで、上から見下ろせば宝石のような瞳には透明な膜が張っていて


【……優しくして/////】



そんな心の声が聞こえてきて、不安をかき消すように優しく口付けた



買ったばかりのパジャマは5分と経たず脱がせてしまい、露わになるのは艶やかな白い肌



そっと舌を這わせると震える体が愛おしくて、耳から首筋へ、鎖骨から胸へと丁寧に唇を落としていく


「………あっ……や……あぁっん/////」



可愛い突起を甘噛みすると一際甘い声を上げるから、ねっとりと舌で包み込み、片方はクリクリと摘んで刺激を繰り返す


君の気持ちいいところ、覚えておかなきゃね



既に蜜を垂らす君の分身を左手で包み込むと、体をずらして一気に口内へと迎え入れた



「……やっ……ああっ!!/////」



背中をしならせて刺激に耐える君は扇情的で、もっともっと感じさせたいと思ってしまうんだ



ジュブジュブと音を立てて追い詰めながら、その下にあるピンクの蕾へと指を這わせていく



「!!!!/////」



途端に体を強張らせ固まってしまった君を、安心させるよう口付けながら、ゆっくりと中を解していったんだ






















. 好きになってもいいですか? 70






~Cside~




ショッピングモールから戻るとすぐに抱きしめられちゃったけど、晩御飯の下ごしらえがあるからってどうにか離してもらったんだ


……だってくっ付いてたら離れられなくなりそうで/////



何度かチャレンジしたカルボナーラは失敗に終わって、今回はオイルパスタで許してもらうことにした、いつも家で作ってるレシピだから簡単だし、意外と美味しいんだよね



ユノさんが気に入ってくれるといいな……



お酒はもういいって思ったし、昨日飲みすぎて怒られたから今夜はアルコールは無しにしよう



……あ、でもユノさんはワインとか飲んじゃうかも、ワイン飲んでるユノさんってかっこいいんだよね/////



「ふふ、ありがとう」


「!!!!/////」



いつの間にかカウンター越しにユノさんに見られていて、僕は洗い物のお皿を割ってしまうところだった



「さあ、夕食まで何しよう?」



なんて言われてオススメのアクション映画を見始めたんだけど、ラグの上で後ろからハグされてユノさんの脚の間にいるとか!!落ち着ける筈がない!!/////



僕の肩にはユノさんが顎を乗せていて、なんだか熱い吐息も耳にかかるし、心臓がバクバクと音を立てる


「……あっ……ん/////」


不意に耳をペロリと舐められて、変な声が出ちゃったから慌てて口を押さえた


「もっと聞かせて?」


「……や…ユノさん……あっ…/////」



スルスルと体を撫でる大きな手、シャツの隙間から素肌を撫でられて、僕の平らな胸の突起を刺激する



「夜まで待てないかな…」



耳元で甘く囁く低い声、舌で耳をペロペロと舐められて力が抜けちゃうよ



……でも、このままじゃ晩御飯が



「ん、仕方ない、我慢するか」



ピタリと止まったユノさんの手、軽く頬にキスされてお腹の前で組まれた逞しい腕



本当は続きがしたかったなんて、僕が考えてることはきっとあなたにバレてしまってるよね/////


















. 好きになってもいいですか? 69







~Yside~





ショッピングモールで買い物を済ませ、軽く昼食を取って車へと戻る


もっとゆっくしても良かったけど、早く2人きりになりたいのが俺の本音かな


外でキスをしてから顔を真っ赤に染めて俯いてしまって、ここが家なら今すぐに押し倒してしまいたい


君が不安に思ってることもわかってるけど、止められないのは君が可愛すぎるから


今夜は寝かせない、なんて言ってみたいところだけど、そんな余裕はこれっぽっちも無さそうだ


……俺って本当にカッコ悪いな



今夜のメニューはオイルパスタ、キャベツとウィンナーのシンプルなメニューで、サラダは大根とツナの和風サラダ


俺の好きなカルボナーラはチャンミンいわく、まだ完全ではないらしい(笑)


俺のために料理の練習までしてくれてるとか、あの狭いキッチンで悪戦苦闘してる姿が目に浮かぶようで思わず口元が緩んでしまうよ



「……ユ、ユノさんなんか笑ってます?/////」



助手席から大きな瞳でじっと見つめられて、思わず咳払いで誤魔化すけど、君には黙っていられないな


「ん、チャンミンがね、料理の練習してるとこ、想像してた」


「……え?/////」


「きっと一生懸命なんだろうなってね、あと…色んな所にソースとかついてそうだって」


【……なんでわかるんだろう/////】


「ぷっ、やっぱり(笑)」


「……っ!!ユノさんずるい!!/////」



隣で頬を膨らませる君が愛しくて堪らないよ、運転中だから顔がじっくり見れないのが残念だけど



……帰ったら少しはゆっくりできるかな



早く君に触れたいなんて、不埒なことばかり考えているのは俺だけなのかもしれないな



















. 好きになってもいいですか? 68






~Cside~




「ユ、ユノさん、そんなにいいです!!/////」



ユノさんと2人でショッピングモールをブラブラしながら買い物とか、嬉しいけど恥ずかしくて、一歩後ろを下がって歩いていたけど


「これも似合うね」なんて、次々に僕のものを買おうとするユノさんは、恋人っていうよりは保護者みたいな感じで……


「保護者はないだろ?(笑)」


「……ま、また!!/////」


あんなに沢山詰めたリュックだったのに、肝心のパジャマは入っていなくて、ほんと僕ってイケてない(泣)


リュックの中はユノさんに見せたかったDVDとか、本とかがいっぱい詰まってて、あ、あとユノさんと食べようと思ったお菓子とか……/////



「ふふ、そうだったんだ、帰ったらDVD見て食べよう?」



なんてまた僕の心はバレバレで、それって……そ、そういう時も気持ちいいとか思ったら……その、直ぐにバレちゃうってことだよね



……昨日だってきっと/////



ああ……どうしよう、ドキドキするけどちょっとだけ怖い、覚悟をきめてきた筈なのに/////



結局ユノさんちで着るパジャマと、何故かもう1つ家用のパジャマ、秋用にジャケットも買ってもらっちゃって、なんだかとっても申し訳ない


「君にプレゼントしたかったんだ」


なんてキラキラの笑顔で言われてしまったら、かっこよすぎで見惚れてしまう


途中すれ違う女の子達に『Duetのマスターですよね?』って聞かれていたけど、ユノさんは『ごめんね、今デート中だから』ってさらりとかわして僕の手をにぎっちゃって……/////


ちょっぴり不安になってる僕の心なんてやっぱり直ぐにバレてるんだ



ああ、どうしよう、この人のことが途轍もなく好き……



口元に手をあてたユノさんに、グイ、と手を引かれ、人気のない階段へと連れていかれて突然のキス


「……んっ…/////」


堪らず漏れる声に熱っぽい溜息をつくユノさん、切なそうな表情でじっと見つめられて


「バカ、我慢できなくなるだろ?」


なんて叱られちゃって、僕の胸はまたキュウッて音を立ててしまうんだ
















. 好きになってもいいですか? 67






~Yside~




チャンミンと目覚める休日の朝は最高で、まあ、ついでに眺めも最高だったんだけど、からかうとベッドから落ちてしまったから(笑)


朝食は軽めにトーストとサラダとチーズオムレツで、勿論うちの店のオリジナルブレンド付


「召し上がれ、マスターのスペシャルモーニングです」


なんて、ふざけあって囲む食卓は甘くて、とても幸せな時間で


口の端についたケチャップを指で拭ってやると、真っ赤になって潤んだ瞳で見つめ返すとか、これで無意識とかほんと危なっかしくて


……いつだって君から目が離せないよ



朝食の後は家を少し片付けて、昼前にはショッピングモールへと繰り出した


あんなにパンパンに詰められたリュックだったのに、肝心のパジャマは入ってなかったらしい


「夕食の買い物もあるし、デートしよう」


【……ユノさんと外でデートなんて初めてかも、嬉しい/////】


「俺も嬉しいよ」


「……っ!!また!!/////」


「いつも色々連れて行けなくてごめんね?」


「……っ!!そんな……僕、ユノさんのそばに居られるだけで…/////」



拳を握りしめて、必死に訴えてくれるとか、もう可愛いでしかない



出かける前に玄関で抱きしめて、キスをすれば漏れる甘い声、本当はこのまま2人でくっついて居てもいいんだけど、それは夜にとっておこうか…



この辺りでは一番大きなショッピングモールへと車を走らせる、街からは少し離れた場所にあるから1時間ほどかけて


こんなに喜んでくれるならこの次はドライブもいいかもしれないな



人目があるから手を繋いだりは出来ないけど、少しだけ掴んだ袖口、君の指が触れる度にドキドキしてるのは…照れ臭いからやっぱり内緒にしておくよ


































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紫苑☆

Author:紫苑☆
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