苺な彼とビールな僕

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リウの番外編、アメリカ留学のお話です⑅◡̈*






～15years after～






～Mside～




「……ん？」


ブラインドから漏れる朝の光で目を覚ます、寝付いたのは朝方だったから、ちょっと寝不足かな


昨日の夜は色々な事があって、僕の頭はパニックだったけど…その、リウと恋人同士になったんだよね


……恋人同士とか/////



ベッドで枕をぎゅっと抱き締めてリウとのキスを思い出す……リウの切れ長の瞳が僕を見つめて、鼻先が触れ合う距離、角度をつけてあの唇が僕の唇に！！



うわわわわわわわわ！！！//////////



夢みたいだ、ホントにホントなのかな？ぎゅーっと頬をつねってみる


「痛っ…やっぱ夢じゃないんだ」


「何やってんのお前」


クスクスと笑う声で起き上がると、壁に凭れて肩を揺らすリウの姿、いつからそこにいたの！？


「…み、見てたんだ/////」


「見てた、一部始終ね」


「…ひ、酷いよっ…あ/////」


ベッドに座ったリウはふわりと僕を抱きしめて首筋に顔を埋める、恥ずかしさで全身が熱くなるのが止められない！！



「可愛いな、このまま襲いたいくらい」


「…リ、リウ！！/////」


「早めにソッチも覚悟しとけよ？」


「…えっ、ええ！？/////」


「ね、おはようのキスしたい」


「…ヘッ？……んっ/////」




朝から甘いキスをされて頭がクラクラしちゃう、視線がヤケに熱っぽいのは恋人になったから？



早めに覚悟だなんて、リウってこんなに積極的だったんだ/////



何度も唇を重ねながら、これから始まる二人の生活に、ドキドキと胸が高鳴るのを抑えられなかったんだ

2016-05-16 17:00 ｜カテゴリ : 空色の調べにのせて ｜コメント(18) ｜トラックバック(0)