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苺な彼とビールな僕

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. 俺の最強様 ~恋人初心者~ 23













~Cside~









「やあ、チャンミン」




「え?シウォンさん?」




「あんまり会いたくて来ちゃったよ~」








今日は珍しく叔母と農場に出て果物の出来具合なんかをチェックしている所だった







ほぼ営業と言っても過言でない僕の仕事、久々の農場はリフレッシュにもなると思っていたのに、まさかシウォンさんが訪ねてくるなんて……








「まあまあ、もしかしてチェさんの息子さんですか?良かったらこちらへどうぞ」




「はは、突然すいません」








ビニールハウスの側に設けられたテラスにあるベンチへとシウォンさんを案内する叔母、そりゃお得意様の息子さんなんだから突然だよね






正直僕は会いたくなかったけど………




 


この前から食事にと誘われていたのをずっと前に断っていたから、なんだか気まずいっていうか、その///







叔母の出したアイスティーを美味しそうに飲み干したシウォンさんは僕の顔を見てにっこりと笑った







「そんなに警戒するなよ、傷つくだろ?」




「あ、えっと、そんなつもりは///」




「来週には戻らなきゃいけないからアタックしに来たんだ」






……ア、アタック!?それってどういう?







「チャンミン、俺と一緒にアメリカに来ないか?」




「えっ!?///」




「パートナーとして君を迎えたい、突然こんな事を言い出して申し訳ないないとは思うけど、俺の正直な気持ちなんだ」









そう言って僕の手をギュッと握るシウォンさん、待ってそれってもしかして………プロポーズ?







「あ、あの、シウォンさん」




「君が見合いをしたって聞いてね、いてもたっても居られなくて、屋敷のことなら力になるし、どうかな?」








グイグイと詰め寄られて言葉が出ない、それってまさか僕の縁談の事知って帰って来たってこと? 





しかもうちの屋敷のことまで!!


シウォンさんは………







「チャンミン、君が好きなんだ、俺と結婚して欲しい」










握られた手にじわりと汗が滲んで、蝉の声だけが静かなな農園に響いていたんだ









































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