苺な彼とビールな僕

-------- --:-- ｜カテゴリ : スポンサー広告 ｜コメント(-) ｜トラックバック(-)

～Yside～










「お前ねぇ、俺を野宿させるつもり？」





「は、そんなの知るかよ」





「冷たいねぇ、テミンも連絡つかないからファミレスで夜を明かしたっていうのにさ」








昨日の夜はチャンドラとの熱い夜を過ごして、ヒチョルの奴は締め出してやった






ドアチェーンは勿論のこと、連絡もつかないようにしてインターホンも切っておいた







ま、いい大人なんだし、ホテルでも取ったのかと思いきや、遅くに帰ってきたらしく家の近くで過ごしていたとか







朝一に隙をついて戻ってきやがって！！







まだチャンドラは夢の中だし、朝起きたら一番に襲ってやろうかと考えていたのに







ヒチョルの奴め！！









「俺の許可なくチャンドラの写真撮ってんじゃねえよ」





「ええ？お前の許可がいんの？」





「当たり前だろ？あいつは俺のもんだ」





「へえ、ユノも変わったもんだ」





「もういいから出てけよ、お前邪魔なんだって」






「ひでえなぁ、てか、すげー溺愛！！」










呆れたようにソファで仰け反るヒチョルはニヤニヤと笑う






ったく、食えない奴だ！！








「…………ユノ？」





「チャンドラ、起きたのか？」





「あれ？ヒチョルさん？」





「おお、随分セクシーな寝起きだな」





「ばっ！！お前見んなって！！」









無防備に肌を晒すチャンドラを背中に隠して、ヒチョルの奴を思い切り睨みつけてやったんだ

2019-12-02 08:00 ｜カテゴリ : チャラい奴には興味はない ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)