苺な彼とビールな僕

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～Yside～










「え？お祖母様から？」




「うん……やっぱり聞いてなかった？」




「ああ、あれから電話すらしてないからな」




「……そうなんだ」




「聞く耳もってくんねーしな」




「またそんなこと……ちゃんと話せばわかってくれるよ？」









遅い晩飯を終わらせるとゆったりとした夫婦の時間、せっかくハルも寝たことだし、なんて期待に胸を膨らませていたのに






顔を見るなりばあちゃんの話とか、テンションだだ下がりじゃねーか






それでも隣にいれば触れたくなるのは当然とこと、心配するチャンミンをよそに知らん顔してパジャマの裾から手を差し入れる







「ユ、ユノ！！まだ話してるのに……///」



「ん、聞いてるよ？」



「……も、もう！！///」



「いいから話して？」



「……だから、お祖母様とのこと……あっ///」







素肌に触れる度跳ねる体、重なる唇は次第に熱を帯びて止まらなくなる






だって欲しくて仕方ないんだ






子供が出来てから夫婦の時間は減ってしまったけど、君への愛情は日を増すごとに溢れるばかりで







「チャンミン愛してる」



「……ユノ、僕も///」



「……ベッド行こうか」



「ん///」








コクンと頷く綺麗なうなじに見惚れながら、二人でもつれ合うようにベッドルームへと向かったんだ

2019-02-01 17:00 ｜カテゴリ : 俺の婚約者殿 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)