苺な彼とビールな僕

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～Cside～









「え？出張、ですか？」




「ああ、急な話だが予定を空けておいてくれ」




「あ、はい///」




「じゃあまた後で」







そう行って颯爽と秘書室を出て行く後ろ姿に呆然と立ち尽くす






細身のスーツがよく似合っていてスタイルだって抜群で///







………て言うか、今、出張とか言われたような










「さすがチャンミンだねぇ、もう社長補佐なの？」




「ヒ、ヒチョルさん///」




「二人っきりの出張とか！！まさか夜は一緒のベッドで？むふふ～」




「なっ、なっ！！///」





「こらヒチョルいい加減にしろ！！チャンミン、出張についての打ち合わせがあるから16時に会議室へ」




「あ、はい！！」





「いてててっ、耳ひっぱんなって！！」





「いいからお前はこっちに来い！！」







室長に耳を引っ張られて退散するヒチョルさんに思わず苦笑いをする







本当に爆弾投げてくる人、だよね







いや、爆弾を投げてくるのは社長のほうか、急に二人っきりで出張なんて……







い、意識しちゃうじゃないか！！///








この前偶然とはいえ膝の上に座らされて、変な声とか出してしまったのに！！








先に進むのは怖いけど、この前みたいにされたらきっと抵抗なんて………










その後はそんなことばかりを考えて、しまいには室長に怒られてしまった僕だったんだ

2019-01-02 17:00 ｜カテゴリ : 情熱の人 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)