苺な彼とビールな僕

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～Cside～










『ふふ、体で返して貰うさ』








そう言って不敵に笑うアーモンドアイから慌てて視線を逸らす







無駄にかっこいいんだって！！もう！！///






カフェのテラス席にいる女の子達もチラチラとこっちを伺ってるし、こういうの無意識の人たらしって言うんだきっと、うん！！






テーブルに肩肘なんてついちゃって、そんな優しい目で見ないで欲しいのに……






それに何だよ体で返すって！！それってまさかアレの続き………！？///






蕩けるようなキスを思い出して顔に熱が集まる、息もできないほど唇を吸われて……あんな///






「バカ、朝からエロい顔すんな」



「！！！！な、何言って！！///」



「ほら行くぞ？」






グイと手を引かれてそのまま車に乗せられて、その後ショッピングモールに連れて行かれると





あちこち店に連れて行かれて、気付けば僕は紙袋の山を抱えていた






呆然とする僕を終始楽しそうに見つめる彼は、一体どういうつもりなんだろう






やっぱりからかわれてる、とか？






ショッピングモールのベンチに座って、ジュースを飲みながらタバコを吸う彼を窺ってみるけど






……何考えてんのか全然わかんないや






僕は買って貰った紙袋を抱えたまま、複雑な気持ちで大きく溜息をついたんだ

2018-06-04 07:30 ｜カテゴリ : しなやかに眠れ ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)