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苺な彼とビールな僕

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. うちの秘書が真面目で困ってます 6








~Yside~







………もう二人とも寝てしまったのだろうか






夜中過ぎに部屋の前を通った時は、随分と騒いでいたようだったからそのままにしておいたが





流石に明け方になると大人しくなった、かな(笑)





最近では酒も飲まれるようになったチャンミン様に心配は絶えないけど






あまり言いすぎると鬱陶しがられてしまうから






それでも気になって静かになった部屋を覗けば、ラグの前で折り重なるように眠る二人の姿が目に入る





………こんな事だと思った





キュヒョン様の背中にぴったりと張り付いて体を丸くするチャンミン様




……このままでは風邪をひいてしまう




キュヒョン様に毛布をかけると、俺はチャンミン様の体をそっと抱き上げた




少しだけ瞼を開いたチャンミン様はとろりとした表情で、頬が赤いのは酔っているからか





「……ん……ユノ?」


「飲み過ぎですよ、ベッドにお連れします」





久しぶりに触れたチャンミン様の体は相変わらず折れてしまいそうに細くて




いつもならこんな風にすると慌てて体を離してしまうのに、今日は随分と大人しくしておられる




それどころか俺の首にぎゅっと腕を絡ませて…




そうして貰えるのがなんだか嬉しくて、思わず緩む口元を抑えてそっとベッドへ横たえた






「………やだな」


「……え?」


「………また夢?……すぐに覚めちゃうのに」


「……チャンミン様?」


「………ユノ、側にいて……」



「……はい、いつでも側におりますよ」







そう言って瞳を潤ませるチャンミン様の額に、ぐっすりと眠れるようおやすみのキスをしたんだ































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