苺な彼とビールな僕

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～Yside～







あれから一ヶ月、俺達の甘い結婚生活は順調すぎるほど順調で




朝のバタバタな風景の中、少し怒り気味にキッチンに立つ後ろ姿だって




……可愛くてついにやけちまう（笑）




テミンやミノには毎日のように冷やかされているけど、そういうのも余裕でかわせるようになってきた




こんなに早く家庭を持つなんて思いもしなかったのに、今は早く家に帰りたくて仕方ないとか




俺もすっかり変わったな…




それもこれも可愛い奥さんのため、だって飯だってうまいし、夜は妖艶に……







「チーフ！！チーフってば！！」




休憩室でニヤニヤと昨日の妖艶なチャンミンを思い出していると、目の前に呆れたような顔のテミンが腕を組んで立っていた





「……なんだお前か」


「僕で悪かったですね、サラ様がお見えです」


「………はっ？」


「早く応接室に来るように、だそうです、ほら急いで急いで！！」



「……ちょ！！テミン！？////」








ニヤリと笑うテミンに背中を押されて、俺は気乗りしないまま応接室へと向かったんだ

2017-10-06 17:00 ｜カテゴリ : 俺の婚約者殿 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)