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. 僕の彼氏は有名人 12
~Cside~
「シム様ですね、こちらへどうぞ」
「……へっ?ああ、は、はい///」
今日はユンホさんとの約束の日、なんでこんなことになってるのかさっぱりわからないけど、僕は彼に言われるままに指定された場所に来たわけで……
そこは……古い建物をリノベーションしたお洒落なお店で、扉の前には『member's only』と書かれた看板がさがっていて
は、はっきり言って場違い極まりない!!
軽く食事をするだけだって聞いていたから、パーカーにジーパンで来てしまったのに
もしかしてからかわれたのかも……
これはダメだと踵を返したところに、店から出てきたバーテンさんに呼び止められて、僕はとりあえずは中に入ることが出来た
店内は間接照明で薄暗くて、色んな形のランプが置かれて幻想的な雰囲気だった
お客さんはいかにもセレブそうな人達ばかりで、僕は俯きながら奥の個室へと案内された
個室の中は外からは見えないけど、落ち着かなくてオドオドとしてしまうよ
「チョン様から連絡がありまして少し遅れるとのこと、お待ちの間何かお飲物でもいかがですか?」
挙動不審な僕に動じることなく、その人は優しく話しかけてくれるのに、僕はどうしていいかわからず黙り込んでしまう
「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ、何か適当にお持ちしますね」
そう言ってニッコリと笑ってバーテンさんはこの部屋を出て行った
ポケットのスマホを取り出すと、画面に表示されるのはユンホさんからのメッセージ
『ごめん、少し遅れるから待ってて』
何だかかわいいウサギのスタンプと一緒に(笑)
………ユンホさんに似てる
少しだけ落ち着いた僕は、ゆったりとソファにもたれると静かに深呼吸をしたんだ
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