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. 愛の詩をきかせて ~仔鹿君の憂鬱~ 43
~Yside~
見合いの席で恋人がいると告げてそのまま帰るつもりだったのに、とりあえずは二階へという母の言葉に小さく溜息をついた
……まあ、仕方ないか
二階のゲストルームへ入ると、終始黙っていたジヘが途端に楽しそうにチャンミンに話しかけた
「初めましてチャンミンさん!!私妹のジヘと申しますの」
ニコニコと屈託のない笑顔を向けるジヘに少々戸惑い気味な仔鹿君、この2人の対峙というのも滅多に見れないかもしれない
「単刀直入に聞きますけど、本当にお兄様の恋人?まさか……演技とか?」
「!!ち、違います!!演技だなんてっ…!!/////」
「ジヘ!!」
「あらあら、お兄様のそんなお顔初めて見ましたわ、ふふっ、でもあのスンヨンさんの引き攣った顔ったら、ふふふっ」
そういえばジヘはスンヨンを嫌っていたっけ、まあ、こちらが何度断ってもしつこくされているのを知っているから無理もないか
俺達の会話に不安げに瞳を揺らす仔鹿君、安心させるように頬に口付けると真っ赤になって俯いてしまった
「まあ、お熱いことね、こちらにも何かお持ちしますわ、チャンミンさん、私はあなたの味方ですからね」
「……は、はあ/////」
味方……か、コロコロと笑って出て行くジヘ、面白がってるようにしか見えないが心強いことだ
扉が閉まると途端にフニャフニャとその場に座り込む仔鹿君、どうやら力が抜けてしまったらしい(笑)
「大丈夫か?」
「……心臓が止まるかと思いました/////」
「ふふ、それは困るな、どれ、診てやろう」
「!!け、結構です/////」
腕を引いて起こしてやったのに可愛く睨みつける君、堪らず細い腰を抱き寄せて抗議の言葉ごと唇を塞いでやったんだ
ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭
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comments
5274. 管理人のみ閲覧できます - さん
5289. Re: また一人♪ ち***様 さん
コメントありがとうございます(●´艸`)ムフフ
仔鹿君いい子なんできっと大丈夫ですよね!!
味方が一人二人、最初は理解してもらえなくてもきっとわかってもらえますからね!!
仔鹿君いい子なんできっと大丈夫ですよね!!
味方が一人二人、最初は理解してもらえなくてもきっとわかってもらえますからね!!
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