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. 甘い日常 1
~Yside~
「………あっ…ユノ……ダメ////」
「ん、体はダメって言ってない」
「……バカ、明日立てなくなっちゃ……あ////」
「加減するから、な?」
いやいやと首を振りながらも甘い声を上げるお前にやっぱり加減なんて出来なくて、その……結局は思いっきりやっちまって
………次の日の朝、案の定怒られてしまった(汗)
「もう!!加減するっていったのに!!ユノのバカ////」
「だってしょうがないじゃん、チャンミンがエロすぎんだもん」
「エ、エロ!?////」
「抑えが効かなくなっちまうんだって、な?」
「あ……ん、触るな……って////」
「わっ……ぷっ!!」
さわさわと体を撫でるとチャンミンは枕を俺にぶつけてヨロヨロとベッドから逃げていった
首筋に見える赤い跡が生々しいとか////
寝起きのチャンミンは本当に機嫌が悪い、いつもならこの辺りで許して貰えるのに、今回だけはタイミングが悪かったらしい
今日は店で小規模なパーティがあって、仕事は夜までだし、一日中動きっぱなしなんだそう
……知らなかったんだよな
『ユノは激しいから休みの前の日じゃないとダメです////』
って、そんなこと言われても素直に聞けるわけがない!!
だって可愛い恋人がおんなじベッドで寝息を立ててんだから、しかもダメとか言われたら余計に触りたくなっちまうのに
『今週はお触り禁止です!!////』
そんな地獄の通達が言い渡されたのは甘いはずの朝の食卓で、俺はがっくりと肩を落とすことしか出来なかったんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】空は繋がっている 7
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Cside~
『チャンミナ、好きだ』
あまりにも急な告白に頭がついていかないのに、僕は今ユノヒョンに抱きしめられて、その……キスされていて
最初は啄ばむような軽いキスだったのに、段々と深くなるそれは角度を変えてお互いを何度も確かめるように
「………んっ……ふ……んん////」
息継ぎだってうまく出来なくて、ただでさえ心臓が止まりそうなほどドキドキしているのに!!
こんな甘い声まで!!////
「………ヒョン、待って////」
「ん」
「い、いつから?////」
「多分初めて会った時から」
「……えっ……ええっ!?////」
「……ずっと言えなかった」
「ヒョン……////」
「今からいっぱい言うから覚悟して?」
「………はい////」
その後泣き出してしまった僕をヒョンは落ち着くまでずっと抱きしめていてくれた
まさかこんな事になるなんて、ドンへさんは知っていたのかな?////
どうにか落ち着いた後は照れ臭くてお互いに顔なんて見れなかったけど、荷物を片付けるとデリバリーを頼んで僕達は細やかなお祝いをした
「なんのお祝い?」
「ん?俺達の再会を祝して」
「ふふ、2度目の再会ですね(笑)」
「ああ、運命ってヤツ」
「……キザだ////」
「ん、チャンミナにだけだよ」
「………バカ////」
2度目の再会はとんでもないサプライズだったけど、こういうのもいいかな、なんて
僕の前でアーモンドの瞳を細めて笑うあなたがとても幸せそうだから
僕の運命だから………
Let me prove that my love is real
I'll give all my love to you.
Please Trust me
………ずっと信じてる
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】空は繋がっている 6
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Yside~
どれくらいそうしていたんだろう……
夢にまで見た大好きな人が腕の中にいるなんてすぐには信じられなくて
「………ヒョン?////」
「チャンミナの匂いだ」
「………汗くさいですよ?////」
「全然、甘い」
「………////」
抱きしめられるがままだったチャンミナが不意に俺のシャツを掴んだ瞬間、これ以上はまずいと慌てて体を離した
「……ごめん、これ以上くっ付いてると色々ヤバイ」
「なんですかそれ?(笑)」
クスクスと笑いながら俺を見上げるバンビアイ、そっと手を取るとソファへと促してその前に跪いた
「……ヒョン?あの……」
「チャンミナ聞いて?」
「………はい////」
「俺に彼女なんていない、でも好きな人はいる」
「………そ、ですか、じゃあ早くその人に会いに行かなきゃ…////」
「目の前にいるんだ」
「………え?」
「チャンミナ、ずっと好きだった」
「…え?え……あの……//////」
「返事聞かせて?」
「………ヒョン、あ////」
じっと見つめると視線を泳がせる君が愛おしくて、堪らずチュッと軽く口付けた
だってね、そんなに頬を染めて瞳を潤ませて、答えなんて聞かなくったってわかるんだ
「ヒ、ヒョン!!////」
「早く言わないともう一回する」
「ま、待って////」
「ん」
「ぼ、僕も……その、ヒョンの事が……」
「うん?」
「………す、好き……んっ////」
チャンミナが答えを言い終わるその前に、両手で頬を包んでその言葉ごと深く口付けたんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】空は繋がっている 5
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Cside~
「じゃあな!!チャンミン後の手伝いは頼んだぞ」
「ド、ドンヘさん!?////」
ドンへさんはマンションに着くなりスーツケースをトランクから取り出すと、ヒラヒラと手を振って行ってしまった
……こ、この状況って////
「ったく、ドンへの奴!!チャンミナごめんな?」
「い、いえ////」
「せっかくだから家に来るか?何もないけど(笑)」
「……ですね(笑)」
頭をポリポリと掻いてちょっと照れ笑いのユノヒョン、さっきのアレ……なんだったんだろう////
いきなり手を握られて『嫌か?』なんて聞かれちゃって、嫌なことなんて全然ないけど
ど、どうしちゃったんだろ////
とりあえずはユノヒョンの家へと案内されて、そういえば一回だけここにきたことあったっけ
あの日はユノヒョンが酔っちゃって大変だったな…
「とりあえず座れよ」
「あ、はい////」
キッチンへ消えていくユノヒョンの後ろ姿を見送ると、キョロキョロと辺りを見回した
……なんだ、綺麗にしてるじゃん
二年も留守にしてたとは思えないほど片付いた部屋、分譲だって話してたし、やっぱり女性の手が入ってるんだろうな……
……あ、なんだか落ち込んできた
元々ユノヒョンはモテる人だし、こっちにだってきっと彼女とかも居たはずだし、僕なんかがいたらきっと邪魔になってしまうかもしれない
「チャンミナお茶でいい?」
「………あ、あのっ、僕帰ります!!」
「……はっ?チャンミナ?」
「だ、だって彼女さんとか来たら邪魔になりますよね?すいません何も考えてなくてっ////」
……ああ、居た堪れない
堪らず俯いてしまった僕に伸びてくるヒョンの指、くしゃりと撫でられた髪に胸がジンと熱くなる
「馬鹿だな、彼女なんていないよ」
「……で、でも////」
「やっと逢えたのに帰るなんて言うな」
「………ヒョン?////」
切なげに揺れるアーモンドアイ、とても視線を逸らすことなんて出来なくて
気付けば僕はユノヒョンに抱きしめられていたんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】空は繋がっている 4
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Yside~
久しぶりの母国、久しぶりの空気!!
空港に降り立つだけでなんだか感慨深い…
アフリカに発ったときは2年間ずっと帰れないなんて思ってもいなかったから
荷物をピックアップしてゲートをくぐると、やっと帰ってきた実感が湧いてきた
とりあえずは家へと帰って、先に届いてる荷物片付けなきゃなんないかな
「おーいユノ!!」
………え?
聞き覚えのある声に振り返ると、大勢の見知った顔がズラリと並んでいた
「……ドンへ?」
「「「せーの、おかえりユノ!!」」」
「おまっ……なんでここに?」
「バーカ、迎えにきてやったんだ!!なんだ元気そうじゃないか!!」
「……ドンへ」
不覚にも込み上げてくる涙をグッと堪えた、なんだよこんなサプライズ聞いてないよ
「やだチョンさんうるうるしてる~」
「おかえりなさい、ほんとお疲れ様でした!!」
「で、土産はあんのか?」
わあわあと寄ってくる会社の奴らの後ろにぴょこんと飛び出す小さな頭
……ああ、来てくれたんだ
どこにいたって君だけは直ぐに見つけられる
じっと見つめればハッとしてお辞儀なんてしちゃって、ぴょこんと飛び出した赤い耳にキュッと胸が音を立てる
「チャンミナ」
「……ユノヒョン////」
「ただいま」
「お、おかえりなさい////」
ふわりと笑う控えめな笑顔、抱きしめたい衝動に駆られるのを必死で抑えた
「さあさあ、ユノは疲れてんだ!!俺は送ってくからお前ら解散な!!」
「「「えええーー!?」」」
「チャンミンはこっち、荷物運ぶ係な」
「………へっ?あの////」
「いいから来いって、ほらユノ行くぞ?」
「……あ、ああ」
送ってくれるというドンへにグイグイと引っ張られて、俺はチャンミナと二人車に乗せられてしまった
……ドンへの奴にはすっかりバレてるってことか(笑)
どうしていいかわからずキョロキョロとするチャンミナが可愛くて堪らないよ
でかい男二人で座るには少々狭い後部座席、右半分から伝わる君の温もりに、離れていた時間が嘘みたいに思えてくる
膝の上に置かれた手にそっと指を伸ばすと、ピクンと跳ねて俺を見つめるから離せなくなる
「……ダメか?」
チャンミナはふるふると首を横に振ると、耳まで真っ赤にして俯いてしまった
「ユノ、マンションでいいよな?」
「ああ、助かるよ」
「寝てていいぞ~」
鼻歌を歌いながら運転するドンへにわからないよう指を絡めると、窓から流れる景色をただ眺めていたんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】 空は繋がっている 3
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Cside~
「……え?皆んなで迎えに、ですか?」
「ああ、ちょうど土曜日の朝に着く便なんだ、だから行けるやつだけ行ってさ、驚かしてやろうかって話になってて」
お昼休みに自分のデスクでメールのチェックをしていると、ひょいと現れたのは主任のドンへさん
「お前も勿論行くだろ?」
「………い、いいんですか?////」
「いいに決まってんだろ!!ユノも喜ぶって!!」
「……あ、はい////」
実は、ユノヒョンが帰る便は知っていた……
でも、僕だけが迎えになんて行けないって思っていたからこの提案には大賛成なんだけど
『えー?チョンさんのお迎え?行く行くー!!』
『やだ今から痩せないとだわー』
「バカ、お前らは連れてかねーぞ?」
『やだー!!イ主任ったら冷たい~』
「俺の車は狭いんだ、他の奴らに乗せてって貰え!!」
『えーー!?』
そっか、そうだよね、ユノヒョンは社内でも人気のある人なんだ
新人の子達にも噂は流れて、なんでも飲み会の写メが回されてるとか聞いたし
ユノヒョンを待ってるのは僕だけじゃいんだよね
それに、お迎えだって女の子達がいる方が華やかでいいかもしれない……
「チャンミン」
「……あ、は、はい////」
女の子達の様子を見ながら、ちょっぴりぼんやりとしてしまって、まだドンへさんがそこにいることに気がつかなかった!!
「ユノがお前に逢いたがってるからさ、行ってやれよ?」
「………へ?////」
「周りは気にすんなってこと!!じゃ、参加ってことで!!」
「え?ドンへさん、あの……?////」
ドンへさんは僕の肩をポンポンと叩くと、にっこりと笑って去っていってしまった
……ユノヒョンが僕に逢いたがってる?
そんなドンへさんの言葉が頭から離れなくて、そのあと全く仕事が手につかなくなってしまった僕だったんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】 空は繋がっている 2
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Yside~
………シム・チャンミン、可愛い可愛い俺の後輩
もうすぐ、もうすぐ君に逢える
初めての出会いは生徒会室、おずおずとドアを開いて入ってきた君は、まるで絵本に出てくるバンビのようだった
溢れそうな大きな瞳に、キュッと結んだ唇、消え入りそうな小さな声で挨拶されて
心が震えたような気がした……
『かわいこちゃん』
そう呼んでは真っ赤になって睨み返す君に淡い恋心を抱いていたけど
まさか自分が同性を好きだなんて事実は、その時の俺には受け入れられなくて……
高校卒業と同時にアメリカに発った俺は、そんな気持ちは伝えられずにただがむしゃらに生きてきた
でも、ふと見上げた空に浮かぶのは君の笑顔で、これが初恋ってやつだったのかと
初恋は実らないものなんだって自分に言い聞かせていたのに
ああ、なんていう偶然だろう
まだ大学生だった君が、俺の勤め先にインターンとしてやって来るなんて!!
折角の再会に喜んだのも束の間で、俺は兄弟会社の技術協力でアフリカに行くことが決まってしまった
連絡先を聞くこともできなくて、いつしか社内の報告メールに一言添えるのが日常になって
2年という月日の中で、逃げ出したくなるような現場もあったけど、耐えられたのは君からの返信に添えられた一言のメッセージ
ユノヒョン食べ過ぎていませんか?
ユノヒョンの好きな苺のデザート見つけました
ユノヒョンこっちは初雪が降りました
ユノヒョン頑張って、いつも応援していますよ
君の瞳に俺はどう映ってる?
高校の先輩?
ただの気の合う上司?
メールじゃ伝えられない想いを、君に逢って伝えたくて…
俺と同じ想いでいてくれると思うのは、自惚れなんかじゃないと思うんだ
. 【ホミンホ合同企画ミーアゲ】 空は繋がっている 1
ホミンホ合同企画ミーアゲ•*¨*•.¸¸♬
(meeting again)
~Cside~
目の前に広がる青空は
あなたへと繋がっていると信じたい
「チャンミン!!またここにいたのかよ~」
残業前の僅かな休憩時間、こっそりと抜け出して屋上で空を眺めるのが僕の日課になっていた
そして……その日課を邪魔しに来るのはいつだってこいつ、親友のキュヒョンで(笑)
「……キュヒョン、お前煩いよ」
「まあまあ怒るなって、ほらコーヒー買ってきてやったぞ?」
「……ありがと」
「もう直ぐだな、ユノヒョンの帰って来るの」
「………うん」
「今度こそちゃんと伝えろよ?」
「わ、わかってるって!!////」
キュヒョンのくれたアイスコーヒーを飲みながら、フェンスの向こうに見える空の向こうに想いを馳せる
……もう直ぐあの人が帰って来るんだ!!
『俺、チョン・ユンホ、ユノって呼ばれてる、よろしくな、かわい子ちゃん』
生徒会室の窓際で空をバックに微笑んだ人、あの時僕は生まれて初めての一目惚れをした
僕より2つ上の生徒会長、嫌々ながら役員に推薦されて入った生徒会、なのにあの人に会いたくて毎日のように通い詰めた生徒会室
『なんだ、かわい子ちゃんは真面目だな』
そう言って髪をぐしゃぐしゃにされるのが好きだった、アーモンド型の瞳を細める笑顔をいつまでも見ていたかった
高校卒業と同時にアメリカへと発ってしまったユノヒョン、終わってしまった初恋、伝えられなかった想い……
でも、本当に偶然だったんだ
大学時代就活に明け暮れる夏休み、希望の会社を数社に絞っての会社訪問、まさか僕の選んだ会社にユノヒョンが勤めていたなんて
やっとの事で就職して、ユノヒョンに追いついたと思ったのに、彼は突然の転勤で遠いアフリカの空へと旅立って行った
『今日すげーでかい虫がでてさ、チャンミナだったら絶対失神ものだったぜ?』
会社のメールに届く現地の報告と共に添えられるたわいもないメッセージ
少しだけ感じられるあなたの匂い……
いつか、あなたへの想いを伝えられたらって、この2年間ずっと思ってきたんだ
. 健全なる同棲 30
~Yside~
好きな奴と1つになることがこんなにも満たされるものだなんて……!!
今までの俺ってなんだったんだろう
俺達は元々1つのものだったかのようにぴったりと重なり合って、蕩けあって
俺の下で甘い声を上げるお前を簡単に離してやることなんて出来なくて
初めてなのに、その……何度も///
最後には意識を飛ばしてしまったチャンミンは、目を閉じる前に愛してるって呟いて、それがまるで天使みたいに綺麗な笑顔で
ああ、大切にしなきゃって
一生離さないって
すうすうと寝息を立てるお前にそっと誓った
次の日は起き上がれないお前を抱っこして、あっちに運んだりこっちに運んだりして二人で過ごした
こんなにしてしまって、お前の体のことを考えれば、暫くは出来ないと思っていたのに
素直に反応する俺のアレにクスクスと笑いながら
「早く二人で気持ちよくなりたいから今日もシテいいですよ?////」
なんて言われて、カケラほどの理性が吹き飛んじまったのは仕方のないことだよな
. シークレットサービス 24
~Kside~
『ね、お願い、キュヒョンは僕の味方でしょ?♡』
そう言ってカラカラと笑って電話を切ってしまったチャンミン様、ああ、また僕の心配事が……
チャンミン様のお母様の世話係である僕の母さんと同じく、僕も小さい頃から王子にお仕えして来たけど、昔から天真爛漫っていうか、変わんないっていうか
とにかく興味のあるものにはトコトン追求して極める性格で、それが良くも悪くもチャンミン様の特徴とも言えるけど
『将来目指すのは実業家、やっぱりお金が一番だよね』
なんて言ってたチャンミン様だったのに、今度の興味の対象は随分と違ったみたいで
まさかシークレットサービスで指名したチョンさんにあそこまで夢中になってしまうとか!!
ま、あれはきっと彼を選んだ時からの一目惚れだったって思うけど
しかもいつの間にかチョンさんも王子のことを……
こんなに離れた国の、しかも性別も同じ人間に恋をしてしまうとか
運命としか言いようがない
とはいえ前途多難な恋の手助けをさせられる僕としては、かなりの苦労を余儀なくされるであろう
はあ、なんだかんだでチャンミン様には弱い僕(泣)
またすぐに戻ってくる我儘王子の笑顔が目に浮かぶと、溜息しか出ないぼくだったんだ