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苺な彼とビールな僕

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. ピアノだけが知っている 前編













~Cside~










ソファで眠ってしまったリウ君をそっと抱き上げてベッドへと連れて行く






『パパにおやすみしてからねるの!!』






そう言って駄々をこねるリウ君は小さな手を握って涙を堪えた








最近ユノさんの帰りが遅いから寂しいんだよね……







朝はお寝坊さんなリウ君だから、朝早くに出て行くユノさんに会えるのはほんの少しの時間で








勿論僕だって一緒に過ごす時間が減っちゃって寂しくて堪らないけど








会社の繁忙期でユノさんやスホさんが頑張っているのに、まさかそんなこと言えるわけもなく







まだ、帰ってこないかな……







カーテンの隙間から覗く夜景はキラキラと輝いて、僕の想いなんてちっぽけに思えてくる





  
こんなことぐらい我慢できないでどうするんだよ、しっかりしなきゃ







自分を落ち着かせようと一つ息を吐くと、向かったのはピアノのある部屋







やっぱりここが僕が一番に落ち着ける場所……








「チャンミンただいま」




「えっ?ユ、ユノさん、ごめんなさい、僕全然気がつかなくって///」




「いや、構わないよ、遅くなってごめん」




「そんな!!お、おかえりなさい!!あ!!ご飯食べました?あっためなきゃ……わ///」







不意に開いた扉から顔を覗かせたのは愛おしい人






いったいいつ帰ってきたんだろう、僕ったら全然気がつかなかった!!







慌ててキッチンへ向かおうとする僕を抱き寄せる逞しい腕






ふわりと香るあなたの香りに胸がキュッと音を立てる






……やだ、泣いてしまいそう







ギュッと僕を抱いたまま動かなくなるユノさん、どうしたんだろう、まさか調子が悪いとか?







「ユ、ユノさん、あの///」




「ん、今充電中」




「えっ?///」




「チャンミン、わがままを聞いてくれないか?」




「……な、何ですか?///」




「明日の昼まで君を独り占めしたい」




「……ええっ?……んっ///」









突然落ちてきたあなたの唇に、戸惑いながらも体の奥がジンと熱くなる僕だったんだ






























トレーナーホミン間に合わずwww

書きかけですが空色の番外編をどうぞ←



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