苺な彼とビールな僕

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～Cside～













『俺、チャンミンの事が好きなんだ！！だから俺の恋人になって下さい！！』










そう言って急に立ち上がると右手を差し出した君







淹れたてのコーヒーがゆらゆらと揺れて、ふわりと香りが広がった







………まったく、雰囲気も何もあったもんじゃない、よね（笑）







目をぎゅっと瞑っちゃって、指先にまで力が入ってるのバレバレだし







ああ、一生懸命なんだって……







そっと手に触れるとビクンと体を震わせて、薄眼で僕を見るから笑ってしまった








『何で笑うんだよ！！真剣なのに！！』








なんて思いきり怒られてしまったけど……







だってね、答えはもうわかってるはず








「こちらこそよろしくお願いします」



「………へっ？///」



「僕もユンホ君が好きだよ///」



「え………あっ、えっ？///」








差し出された手をぎゅっと握って引き寄せると、アーモンドの瞳をくるくるとさせる君が可愛くて








そっとその唇にキスをしたんだ

2018-11-24 09:30 ｜カテゴリ : 迷惑な同居人 ｜コメント(-) ｜トラックバック(0)