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. あの夏を忘れない 25
~Yside~
「上手くいって良かったですね」
「ああ、思ったよりいい人だった」
「はい、電話やメールのやり取りじゃ伝わらないこと多いですもんね」
車の中でのほんの小さなやり取り、熱心に仕事の話をする君の横顔がほんのり上気して艶っぽいとか
全く、何考えてんだ俺は……
今日は二人で相手先に出向いてのプレゼン、ま、そこまで大袈裟なもんじゃなかったが、新しいプロジェクトに向けての下準備というか
この会社は外せないってとこだったから、上手く伝わって本当に良かった
「すっかり遅くなっちゃいましたね、あ……運転もすいません///」
「いや、俺が言い出したことだし」
「やっぱり違和感ありますか?」
「そうだな、しばらく慣れれるまでは俺が運転するよ」
「はい」
「チャンミンがさ、運転してるの見てすげー驚いたんだよな」
「………へっ?///」
「それにビールだってガッツリ飲んでるし(笑)」
俺の言葉にキョトンと目を丸くする君が可愛くて仕方ない
思わず伸ばした手で髪をぐしゃぐしゃと撫でてやると、擽ったそうに逃げるから胸が苦しくなる
「や、やめてください///」
「ああ、ごめん」
「……ほんと変わってない///」
「チャンミン俺………」
口から溢れそうになる言葉をグッと飲み込んで、曖昧に笑って誤魔化す俺だったんだ
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