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. 王子の気持ち 6
~Yside~
『チョンさん動きがありました』
「そうかありがとう、引き続き頼むよ、あと30分ほどで着く」
『了解です』
車を飛ばしながらイヤホンで同僚からの連絡を受ける
……コンビニ、ね(笑)
ま、だいたい予想はできていたけど
流石というか天真爛漫というか、全く危機管理がないんだ我が王子は
見張りをつけておいて正解だな(笑)
俺が帰るまで起きていると思っていたし、何をしでかすかわからない王子のこと、近所でも散歩しようと物騒なことを考えるのは目にみえていたから
……かなり予定を早めて帰ってきてよかった
長い手足に儚げな容姿、大きな瞳をくるくるとさせて
あんなのがその辺を歩いてたら危険が伴うに決まってる
朝方の道はとても空いていて、インターを降りるとうちのマンションまで数分で着いた
歩道に車を横付けして中の様子を伺うと店の出入り口あたりで数人の男達に囲まれる細長いシルエット
…………いた!!
「チョンさん!!今!!」
「ああ、わかってる」
俺に気づいた同僚が慌てて駆け寄ってくる、どうやら状況が変わったようだ
俺は車を滑るように降りると、急いで王子の元へと向かったんだ
空色限定記事へのコメント沢山いただきました!!
本当にありがとうございます\( ˆoˆ )/
忘れられてるんじゃないかと思ったりしてたんですよね(^^;
2月に入ったら鍵を外します¨̮♡
ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭
ポチッとしていただけたら妄想がばびゅんと爆走いたします\♡/
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