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苺な彼とビールな僕

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. 俺の婚約者殿 43







~Yside~





「ユンホ、久しぶりだな」


「おう親父、体調はどう?」


「お陰で元気にしているよ、そちらがチャンミン君かな?」


「は、初めまして、シム・チャンミンです/////」




体調を崩してから別宅で暮らす親父、顔色もいいし元気そうで安心した



……ま、こんな風に会うなんて思いもよらなかったけど




今日はいよいよお披露目会当日、チャンミンの両親も来るっていうし、一応スーツにしてみた



チャンミンは随分と迷っていたから、俺のデザインサンプルの中から似合いそうな服をピックアップしてやったんだけど




……これがモデルばりによく似合う!!/////




白のスーツなんて着こなせる奴中々いないって思うのに、やっぱこうしてみるとスタイルも抜群だし綺麗だし



親父の前で真っ赤になって、それでも一生懸命に話すあいつに自然と口元が緩んでしまう



それに親父もなんだか嬉しそうだし(笑)



一人でニヤニヤとしていると不意に肩を叩かれて、振り返ると姉貴がこれまたしたり顔で立っていた



「ニヤニヤしすぎ(笑)」


「るせっ!!/////」


「あちらのご両親がみえたの、ご挨拶して?」


「ああ」




俺達より少し遅れてきたチャンミンの両親は面差しも雰囲気も奴によく似ていて、とても気さくで良い方だった



それから親父にも紹介して、和やかにことは進んでいったわけだけど



兄貴のヒチョルが思わぬ爆弾を落としていきやがった




「そういえばユノ、イタリアでどこかのご令嬢に結婚を迫られたことがあったよな」


「バカ、ヒチョル!!こんな所で何言ってんの!!」


「いや、すげー美人だったからさ、お前も夢中だったし、このまま結婚すんだって思ってたんだ」


「おい!!」


「怒るなって、お前はほんと美人に恵まれてるよ~」




ったく、ウンウンと一人腕を組んで納得する兄貴に一同苦笑いだよ





……ったく、あいつが居なくてよかったよ/////





そう思ってホッとしていたのに、席を外していた筈のチャンミンが、ドアの前で話を聞いていたなんて、思いもよらなかったんだ






























ご訪問ありがとうございます*ˊᵕˋ)੭

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