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苺な彼とビールな僕

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. 彼が魅力的な理由 6


BL表現あり♡

大丈夫な方どうぞ~^ ^





~Yside~




呆れた顔で俺を見るヒチョルヒョン



「ヒョン!!長年って!?」



悲壮な顔で聞く弟に同情したのか



ハァ、と溜息をもらして話し始めた



「あのなぁ…長年ってのは、練習生の頃からってこと!」




…は?//////





「お前チャンミンが入った時酷いこと言ったろ?あれで辞めなかったあいつをさ、皆一目置いてたんだよ」




ああ…

あの時はスカウト組のチャンミナを牽制したっけな…



「酷いこと言われても、歯食いしばってレッスン受けて、勉強もして…そして誰よりもお前のことを見てた」




「…見てた…?」




「そーだよ!!あんなに熱い目で見てたら勘のいい奴は気付くよ、それにいつも目で追ってたし、レッスン室が違っても必ず見にいってたもんな!!」



…確かに居たかも//////

いま思えば思い当たるふしが…





見られてたのも覚えがある





見返してやろうって睨んでるんだって勝手に思ってた…




「なあ?ほんとに気付いてなかったの?お前バカなの?あり得ないんだけど、遠慮しなくてもチャンミンは俺が貰ってやるから!」




ガンガン捲し立てるヒョンの言葉は半分も入ってこなくて…





「ヒョン、俺帰らなきゃ!!今度肉奢りますから!!」




なにか叫んでるヒチョルヒョンの声が聞こえたけどそれどころじゃなくて




転がり込むようにタクシーに乗った





~Cside~





ビールを飲んで、ちょっとワインも飲んでほろ酔いだった



うーん、眠い…




さっき色々と新婚みたいな妄想しててまだ体が熱いみたいだ



それよりヒョンとのアレだよな//////



こないだは失敗しちゃったし

ヒョンにも焦らなくていいって言われたけど//////



…キュヒョナに相談しようかな…



いや、無理無理無理無理無理無//////



となると…



ヒチョルヒョン?///



…ないな…




シウォ二ヒョンとか?




…なんか実地でとか言われそう//////




あ、また熱くなってきた…



バタバタッ



あれ…?外の廊下から足音がする




ガチャガチャッ





「チャンミナ!!!!」




いきなり空いたドアの向こうには




肩で息をして、必死の形相をしたユノひょんが立っていた











. 彼が魅力的な理由 5


BL表現あり^ ^

大丈夫な方どうぞ~



~Yside~




俺が暴走した次の日

チャンミナは口をきいてくれなかった…



怒ってるというよりは

拗ねてる感じで…



せっかく勇気を出してチャンミナが積極的になってくれたのに


それも多分俺の為//////




チャンミナにちゃんと謝って

焦らなくても大丈夫だって伝えたら



「…はい///」



と、頬を染めて華やかに笑った…/////







あれからしばらくして、俺はヒチョルヒョンの行きつけの店で彼を待っていた



「ユノ!待たせたな!」


俺はあまり飲めないが

とりあえずビールで乾杯した



ヒチョルヒョンは開口一番



「で、結局最後までやったのか?」




ブブーーーッッッ!!!




俺は盛大にビールを吹いた




「ちょっ!!ユノ汚ねえぞっ!!」




…いや、ヒチョルヒョンのせいだしっ!




あちこち拭きながらブーブー文句を言う




軽く睨みを効かせて

「…ヒョン…チャンミナになに言ったんすか…?」



「なにもゆってねーよ、カマかけただけ!」



ニヤニヤとしながらビールを飲む



「まっ、チャンミンも長年の思いが通じたんだ、慌てることはないよな!」


腕を組んでウンウンと一人で納得するヒョン


…え?



長年の思い?



「ヒチョルヒョン長年の思いって何!?」


思わず詰め寄った…!!



「は?お前なんも気付いてなかったの !?いくらなんでも鈍感すぎだろ!?」




ヒョンは大きな目を更に大きくして





心底呆れた顔でマジマジと俺を見た





~Cside~




ひょんが暴走した次の日は

さすがに僕も凹んでて…/////



その夜ひょんに



「…気持ち良くなかったですか?///」



って聞いたら



「気持ちよすぎてやばかった///」



って…////



もっと頑張らなきゃ//////




いや、何をだよ//////




日本の活動もはじまったら

もっと忙しくなる




日本でも一緒の宿舎だし


新しい食器も揃えたいな

クッションとかシーツとかも…



な、なんか新婚家庭みたい…

日本でも一緒に寝れるかな…///////////



ま、枕も…/////




色々考えてたら顔が熱くなってきて




右手でパタパタと扇いだ///





ひょんが帰ってくるまでDVDでも見ようか…





火照った熱を冷ますように冷えたビールを流し込んだ







. 彼が魅力的な理由 4

BL表現あり^ ^

R18指定です♡

大丈夫な方どうぞ~






~Yside~





あの後…

結局最後まではできなかった!!









チャンミナが俺の上に覆いかぶさり、ぎこちなく唇を落としていく


上気した頬で…震えながら





…ちゅっ…ちゅっ…




やばい…//////


もうそれだけでイキそうなんだけど…




徐々に下りていく唇

遂にはチャンミナの右手が俺の下着にかかった…


スルリとそれをずらして俺の中心を取り出す





…ごくり…




チャンミナが唾を飲む



俺の中心はもうギリギリで

はち切れんばかりに熱を孕んでいた



チャンミナは愛おしそうに俺の半身をフワリと撫で



…ちゅっ



1度軽く唇を落とし、そのまま咥え込んだ





痺れるような甘い快感が俺を襲う




…ああやばい…//////

このシチュエーションマジでエロすぎるんだけど/////////




…見なきゃよかった



俺の半身を咥え込んだチャンミナと目が合ってしまった…!!!!



ゆらゆらと欲に潤んだ瞳…




ぷつん




俺の中の何かが切れた




そして…





俺は暴走した!!!





~Cside~




最初は何が起こったのかわからなかった







ひょんの上で、いつもしてくれるように幾つも唇を落とした


そして、ひょんの半身を露わにすると



…お、大きい//////////



ごくりと唾を飲んだ

…できるかな…いや、やらなきゃ…



ひょんの半身だもの、愛おしいに決まってる/////////


ちゅっと唇を落とした後パクリと咥え込んだ




ピクッ…




き、気持ちいいのかな//////



ひょんの反応を確かめようと咥えたまま顔を上げた



あっ…/////////




ひょんと視線が合ってしまった…/////////





その瞬間!!!





くるりと反転する視界

思わず目をぎゅっと瞑る



気付けばひょんに組み敷かれていた





え…?//////////////////




「ごめんチャンミナ無理っっ!!」




そう言った瞬間



噛み付くようにキスが降ってきて、全身を舌が這っていた



僕の中心は撫で上げられ扱かれて


ひょんの口に捉えられて





あっとゆう間に絶頂を迎えた…





そして、熱を放ったにもかかわらず




またひょんの舌で執拗に捉えられて…




目眩がするほどの激しい快感




二度目の熱を放った後







僕は意識をうしなった…














. 彼が魅力的な理由 3



BL表現あり^ ^

R18です♡

大丈夫な方どうぞ~




~Yside~




おかしい…




宿舎に帰っても挙動不審なチャンミナ


「なぁ?何言われたの?」



と、聞いても



頬を赤くしてふるふると頭を振るだけ

こうなったら頑固な最強様だ



とりあえずシャワーでもあびるか…





風呂上がりのチャンミナはマジでエロい

暑がりの彼は時々とんでもない格好で風呂からでてきたりする



き、今日も大変だ/////



ダブダブのタンクトップにジャージの短パン、脇の隙間から火照った素肌が…


ミネラルウォーター片手に固まる俺



…と



俺のTシャツの裾をきゅっと握って



「…ひょん…?あの…今日は僕にさせてくれませんか…?///」



…えっ?



えええええええええええっ/////////





~Cside~




い、言った…////////




今日ヒチョルヒョンに言われたからってわけじゃないけど


きっかけになったのかもしれない


もうすぐ海外の活動も始まるし、ツアーの予定もある


それまでにヒョンの気持ちに応えられたらって…///



ん…?

ひょんからなんの反応もなくて俯いた顔をそおっと上げて見た




ガバッッッッ




「わあっ/////////」




隙間なくぎゅうぎゅうと抱きしめられる


「チャンミナッ…そんなこと言ったら俺止まんないって///」



「…んっ…///」



唇を塞がれたまま横抱きにされて寝室に連れて行かれた



ゆっくりとベッドに降ろされ、黒目がちな瞳に見つめられる





ドクン…と心臓が跳ねた





「…ひょん…僕…上手く出来るかわかんないけど…///」






ひょんは優しく笑って僕の頬を撫でた…





















. 彼が魅力的な理由 2



BL表現あり^ ^

大丈夫な方どうぞ~





~Cside~



ヒチョルヒョンは怪訝そうな顔をして部屋に入ってきた


ここは皆が寛ぐ休憩室みたいなものだから誰が入ってきても不思議はないんだけど…



「ヒチョルヒョン、お久しぶりです」



「んーユノは居ないの?」



「もうすぐ来ると思いますよ?」



ふーん…



僕をジロジロと上から下まで舐め回すように見てくる



ほんと女の子みたいに綺麗な顔!!



思わず顔が紅くなる///



昔ひょんの彼女に間違われたとか…

無理もないよなぁ



なんて考えながら冷めたコーヒーに手を伸ばす



一通り僕を見終わったのか、ポスン、と向かい側のソファに座った



「…最後まではシテないんだ?」



ブブーーーッ!!!




思わずコーヒーを吹いた!!



「ちょっ、お前汚いよっ!!」



なななななななに言ってるのこの人!?



てゆーか、吹いたのヒチョルヒョンのせいだしーー



「なっなに言って…//////」



僕にティッシュを渡しながらあちこち拭いてくれてる


意外と優しいんだな…




「んー…勘…かな?」




ヒチョルヒョンはにっこりと笑った






~Yside~





終わった終わった!!



あとはチャンミナをひらってうちに帰るだけだ!!



腹も減ったしなんか食べて帰るかな

今日は俺の車だし




なんて考えながら休憩室のドアを開ける



ガチャ




「チャンミナ~帰るぞっ」




あれ?

そこにはチャンミナとヒチョルヒョン



チャンミナ顔が赤いけど…?




「ヒチョルヒョン!どーしたんすか?」




「ん?ちょっと偵察を兼ねて尋問」




はっ…!?




「じっ…じん ?」




赤い顔で目を泳がせるチャンミナ

どーゆうことだ?



「ユノ、今度飲み行くか?なっ!」



「あ、はい…」



ヒチョルヒョンはサッと席を立ってドアの方へむかった



「あ、チャンミン?あんまり焦らしちゃダメだぞ?」




ケラケラと笑いながらその人は去っていった



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紫苑☆

Author:紫苑☆
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